オスグッド病の子にはどういう声掛けをするといいの?
オスグッド病のお子さんは
見た目ケガではないので、
周りの人が症状のことを知らないと
全く理解できません
そのことでさらに
本人はつらい思いをすることがあります
「共感・応援・見守り」がポイント
「お父さんが
お風呂のことやストレッチのことを
”やりなさい”
僕はちゃんとやっているのに、
やろうと
”お前のやる気は
しょせんその程度
お父さんの気持ちよ~~く分かります!
もっとこうした方がいいぞとか
ついつい言いたくなりますよね
でもここはぐっとガマンです!
なぜなら本人がいちばん頑張っているからです
そっとしておいてあげて
「よう頑張っとるな」
「無理すんなよ」
と声をかけるくらいにしておきましょう
思春期は
気にはかけてるからね~と
ちょっと離れるくらいの
距離感がいいようです
「共感・応援・見守り」がポイントです
頑張っている子に限って痛い
オスグッド病は
練習を頑張りすぎたお子さんに限って
症状が現れる傾向にあります
病院では練習のやりすぎだから
休ませるしかないと言われます
カラダを痛めるほど
練習を頑張っているということです
すごいことですよね
それだけに
本人がいちばん悔しいはずです
こんなに頑張っているのに
上達するんじゃなくてカラダを壊してしまった
練習したいのに(さぼりたいじゃないのがすごい)
やると痛いし
休めと言われるし
ライバルに追い越されそう
試合に出たい
でもカラダが痛くて思うように動けない
と思っているのに
周りからあ~だこ~だ(表現悪くてすみません)
言われるとあ~~もう~~!イヤだ~~~!
となりがちです
ストレッチはやりすぎ厳禁
性格的にまじめてがんばり屋さんなので、
ストレッチをやるといいとアドバイスすると
これまた徹底してストレッチをやる子がいます
ストレッチはやりすぎ厳禁です!
大切なことなので
何度もお伝えしたいことですが、
力で伸ばすと
やり方を間違えると
逆に筋肉を痛めて固くしてしまいます
【動画】ストレッチの目的と注意点(7分10秒)
注)再生すると音が出ます
目的は筋肉の血行をよくすることです
ストレッチはそのための方法であって
ストレッチをやること自体が
目的になってしまいがちです
無理して間違った方法で
ストレッチをやるくらいなら
お風呂にゆっくり入って寝た方が
よっぽどマシです
ご両親は
どうしてもヤキモキしがちですが
そっと見守ってあげましょうね